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海外駐在妻物語 39


ミステリーツアー

急に暑く、夏らしくなりましたね。
カナダに駐在したはじめての夏の暑い日、
あるミステリーツアーに参加したことを思い出しました。
まだ、トロントにいた頃のお話です。

*****

夫の働いていたカナダ・トロントのオフィスで
ある【ツアー】が企画された。

名づけて、
ミステリーツアー

日時と集合場所は決まっているが
どこに行くのかは、全くわからない。
集合時間が夕方で、子供の参加は不可、
会社の駐車場に集まって、
みんなでバスに乗って、ワイワイ行きましょう~という
ツアーだった。

日本で言う、会社の慰安会として
企画されていたのだと思う。
社員のパートナー・・・夫や妻、
そして、ボーイフレンド・ガールフレンドも参加できる。
ワタシも一緒に連れて行ってもらうことにした。

*****

当日、ドキドキしながら集合場所である
会社の駐車場で待っていると、
1台の黄色いスクールバスがやってきた。

????

映画でよく見る、あの黄色いスクールバスは、
もちろん子供たちが学校に行くために利用するのだが、
夜や週末は、学生じゃなくても、チャーターして、利用することができる。
格安の【観光バス】なのだ。

余談だが、登・下校時は
この黄色いスクールバスは、住宅地の間を走って
子供たちを迎え、送り届ける。
各ブロックで停車し、車体の横にストップサインを出して
赤のランプを点滅させて
子供たちが乗り降りすることを周りのクルマに知らせる。
後続車も対向車も、このサインを見ると、停車して
子供たちの乗り降りを見守るのだ。

片道2車線の道なら、対向車は止まる必要はないんだけど、
住宅地の中で、スクールバスと一緒の時間帯になると、
各ブロックで停車するスクールバスの後ろで
いちいち停車を余儀なくされる。

日本から来て、このルールを知らないで
停車したスクールバスを追い越して
免停や罰金を食らう日本人も多い・・・。

******

黄色いスクールバスに乗るのは初めてだ。
それだけで、ワタシはワクワクした。

中に乗り込んで、ビックリした。
バスの窓に、クロの紙を貼って、目隠ししてある。
どこを走っているかわからないように、
密室にしてあるのだ。

ますます、ワクワクした。
やるじゃん!なかなかww

みんな、席について、Let’s Go!!

初めて乗ったスクールバスの乗り心地は
おせいじにもいいとは言えなかった。
シートが硬く、揺れも激しい。
もっと、快適なものを想像してたが、
トラックの荷台に乗せられているような気分だった。

目張りしてあるおかげで、バスが動き出して
駐車場から出た??と思われる辺りから
もう、右に曲がったのか、左に行ったのかも
わからなくなってしまった。

いったい、どこに行くんだろう・・・

車中では、ビンゴなんかをしながら
みんなでワイワイ盛り上がった。
1時間くらい揺られた頃か。。。
ワタシのお尻が、スクールバスの硬いシートに
飽きてきた頃、バスはプシューッと停車した。

ワクワクドキドキで降り立った目の前には
大きなバーがあった。
トロントの隣町・キッチナーにある
【Lulu’s(ルールーズ)】というバー。
飲み屋さんだ。
一応、ギネスに認定された【世界一長いカウンター】を持つ店である。

なぁ~んだ・・・・
帰りの運転を気にしなくていいように、
スクールバスで隣町まで、飲みに来ただけやん!!
下戸のワタシには、名物のカクテルも、死にそうに辛いチキンも
長~~~いカウンターも
興味のないものばかり・・・・

フン!と毒づいたが、
はじめっから、【スクールバスをチャーターして
隣町の有名バーまで、お酒を飲みに行こう!】といわれたら
どーってことない、つまんない飲み会だけど、
こうして、行き先も告げず、バスの窓に目張りまでしてやってくると
ワクワクワイワイ盛り上がる。

ガイジンって、小さなことでも、うまいこと遊ぶなぁ~と感心した
出来事でした。
こういう遊び心、いつまでも持ち続けたいものです。




そのとき、Lulu’sで買ったショットグラス



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プロフィール

カスピちゃん

Author:カスピちゃん
弓と布と毛糸と
絵の具と戯れ
メロンパンとたこ焼きを
こよなく愛する
大阪のおかん。

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